面接は、人物像や能力を見たり聞いたりするために、直接会って対話してカウンセリングや聞き取り調査などを行うものです。
面接の目的は、書類や筆記でのアンケートないしテストでは判断ができない人物像や能力・思想などを、実際に会って見極めることにあります。
たいてい、氏名や住所・経歴等について事前に書類やアンケートで調べ、ある程度情報を仕入れた上で面接を行うのが一般的なようです。
こういった事前に当人から得られる情報のほか、当人に関係する・または専門に調査する第三者からも情報を収集する場合があります。
これによって得られた情報を元に面談、当人と対話して更に詳しく調べるわけです。
場所は、事務所や会議室・応接室などの仕切られた部屋で行われる事が多いですが、喫茶店などの飲食店で行う場合もあります。
実技能力を見極める場合には、実作業が出来る環境が用意されている場合もあります。
いちばん多く使われているのは、個人面接です。
中でもコンピテンシー面接と呼ばれるものが増えており、質問に答えた内容について、
「もっと具体的に」
「なぜそうしたのか」
「なぜそう思うのか」
と、面接担当者が次々に質問を投げかけます。
コンピテンシー面接は被面接者の過去の具体的行動に関する具体的事例を抽出することで、行動特性=コンピテンシーを抽出し将来の行動を予測するという手法です。
どのような状況で(Situation)、何を担当し(Task)、具体的にどのような行動を行い(Action)、どんな結果を導き出したか(Result)を聞き出します(STAR手法)。
質問と回答から、柔軟さ、発想力・情感の豊かさ、思いやりといったその人の人間性を理解するわけです。
仕事に対するチャレンジ精神、進んで困難な仕事に取り組む姿勢、自己啓発に取り組む姿勢、目的意識、問題意識をもって行動しているか、目的と手段とを区別出来ているか、モノや生き方にこだわりをもっているか、指示されなくても、自分から行動できるか、最後まで諦めずに行動出来るか、損得ぬきで行動出来るか、人の話を熱心に聞いているか、約束は守っているか、人のために尽くす気持ちがあるか、周りに対して心配り、気配りが出来るか、率先して挨拶が出来るか、明朗さとユーモアをもっているか、人間大好きか、などがポイントです。
また、最近では、
・与えられたテーマについて討論するグループディスカッション
・討論ではなくクイズやゲームなどをするグループワーク
・会社での仕事に近い作業をするケーススタディ
など、さまざまな種類の面接が存在します。
近年、企業は面接を重視する傾向にあり、筆記試験の結果が優秀であっても、内定をもらいんは面接がカギを握っているようです。
多くの人を面接する上で質問事項や様式が定型化されていて、面接を受ける側が示した様々な反応は、何らかの形で記録されることが多いようです。
就職試験では、非正規雇用で雇われる場合は電話先着順や書類選考だけということもありますが、正社員採用ではほとんど全て面接が行われます。
大企業では複数回面接し、最初の段階で人事部の採用担当者が、最終面接では役員が面接に当たることが多いようです。
中小企業は直接雇用者が一度だけ面接をして決めることもあります。
採用活動においてコミュニケーション能力を重視することろが多く、就職試験の際には筆記試験より面接が重視されています。
テーマ : 人事労務 - ジャンル : ビジネス
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